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支援内容

聴覚障害学生

ノートテイク・パソコンテイク

 テイクとは「取る」という意味です。その言葉の通り、教員が話した言葉をそのまま文字に置き換えて、障害学生に話を理解してもらうことです。
 ノートテイクは、レポート用紙に大きめの文字で先生が話されたことを要約し記入していきます。ですが、教員の話す言葉全てを伝えることができません。そこで、群馬大学では教員の話したことすべてを文字化するためにパソコンを利用したパソコンテイクを実施しています。
 パソコンテイクでは教員が話した言葉を要約せずに、そのまま打ち出すよう取り組んでいます。パソコンテイクには単独入力と連係入力があります。

単独入力

 一人でパソコンに文字を打ち込んでいきます。それを後方もしくは隣から聴覚障害学生が覗きこむ方法と表示専用のパソコンを準備して提示する方法があります。

連係入力

 2名でペアとなってパソコンに連係入力をしていきます。
 連係入力には要約筆記専用のソフトウエアIPtalk(※1)を利用します。このソフトは1人で入力する単独入力だけではなく、2人以上で連係して同時に入力することもできます。
 連係入力の場合1人で打つよりもより多くの情報が入力でき、教員が話したままを伝えることができます。連係入力も、見方は単独入力と同じです。

群馬大学では、原則として連携入力方式を採用しています。

※1.IPtalkは、栗田茂明氏が開発したフリーソフトウェアです。
http://iptalk.web.infoseek.co.jp/

iPhoneテイク

 ソフトバンクモバイル(株)の協力もあり、iPhoneによる遠隔地支援を実施しています。
 群馬大学では、式典や体育の実技などでパソコンを持ち運べない、あるいは教育実習などでテイカーが教室に入るのが相当でないと判断された場合にITBC2(※2)と呼ばれるソフトウェアを利用し、iPhoneを利用した遠隔地支援を行っています。
 主な方法はパソコンテイクと同じで、表示専用機器がiPhoneになるのでiPhoneテイクと呼んでいます。

※2.ITBC2は、森直之氏が開発したフリーソフトウェアです。
http://www2.wbs.ne.jp/~condle/

※3.遠隔地支援では国立大学法人群馬大学、国立大学法人筑波技術大学、ソフトバンクモバイル株式会社、NPO法人長野サマライズ・センター、国立大学法人群馬大学、国立大学法人 東京大学先端科学技術研究センター、MCC HubneTで行われた「モバイル型遠隔情報保障システム」による研究成果をもとに支援を行っています。
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/initiatives/csr/socialcontribute/rearing/
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/ce/mobile1/B2.html

音声認識を利用した情報保障

 音声認識技術も利用しています。音声認識技術適切に使うと、教員の音声情報そのものをもれなく表示できます。ただ音声認識を利用した情報保障では最低限、2名の復唱担当者と1~2名の修正者あわせて合計で3~4名の情報保障者が必要となります。そのため群馬大学では実験的な運用となっています。
 いくつかの授業やゼミで運用を行ったほか、平成21年3月6日に開催された「平成20年度群馬大学地域貢献シンポジウムー高等教育機関における障害学生支援の拡充を目指して・地域貢献・人材育成としての障害学生支援ー」で運用を行いました。
 群馬大学では、SR-LAN2ダッシュと呼ばれるソフトウェアを利用して情報保障を行っています。

※4.SR-LAN2ダッシュは、筑波技術大学の三好茂樹氏が作成したソフトウェアです。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/ce/xoops/modules/tinyd4/index.php?id=45&tmid=73&tmid=72


手話通訳

 手話を母語とした聴覚障害学生が利用しています。
 手書きテイクやパソコンテイクと比べ、遅延なく情報を受け取ることができます。
 手話通訳を担うのは障害学生サポートルーム職員のほか、地域の通訳者の協力も得て実施しています。


映像の文字おこし

 字幕のないDVDやビデオの音声は文章が整理されており、よどみなく話される為、情報が短時間に凝縮されます。また、話者交代の表示が必要なインタビューも多く含まれています。その場合、二人連係のパソコンテイクでも追いつくことは困難です。
 そこで障害学生サポートルームでは、映像の音声を事前に文字おこししたものを印刷し提供、またはパソコンテイクで前ロールとして表示しています。


てふてふ

 情報保障で、より質の高い支援を目指した取り組みとして、情報保障サークルてふてふ(※4)では定期的に研修会を行い技術向上に努めています。

※4.情報保障サークル「てふてふ」とは、平成21年に当時4年生だった聴覚障害学生が立ち上げたサークルです。現在は別の聴覚障害学生が引き継ぎ数名のサポート学生と一緒に活動しています。

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